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セラピスト合否の境界線

毎日寒さが続くので嫌になっていたのですが

少しづつ暖かくなってきており気分的にも前向きになる今日この頃ですが

新しい年度になり春が近づくにつれセラピストの応募者が増えてきます。

しかしながら、この業界の永遠の課題として

優秀なセラピストの採用と

採用したセラピストをいかにして長く定着させるか

というほとんどのリラクゼーション店が直面している悩みがあります。

そもそもが入店する人も退店する人も多く、

新陳代謝の激しい業界ですので

求人関係にまつわる業務は日常のルーティーンで

お店の管理者側にとって気持ちの休まる時はありません。

お店にとって必要なセラピストというのは

そのままお客様にとっても指名したくなるセラピストであり

優秀な人材として感じる条件は誰が見ても共通しています。

ところがセラピストの中には

お店のスタッフからは評価されてないけれど

お客様からは好かれているから構わない、

という勘違いをしている人も多いです。

つまりは

プロ意識をもって仕事ができる人というのは

業種や職種に関係なく、そこそこそれなりに

どんな仕事でもこなせるものですが

多くのセラピスト応募者と対峙してきて思うことに

「私はマッサージセラピストくらいしかできないから、、、」

という感覚で応募される方がおられます。

それどころか、すでにいろんなお店でそのような感覚で

現在勤務されている方も多くおられると思います。

とても残念なことだと思います。

自分自身の価値を低く見ているだけでなく

セラピストという職種を軽視しているからそのような発想になるのであって

そんなセラピストに担当されたお客様こそいい迷惑だと思います。

そのような傾向の応募者が多いゆえに

仮に応募の連絡をしてきたところで

実際に面接まで辿り着かない人も多いです。

つまり面接をドタキャンする人や

あるいは採用後、音信不通になる人など

どんなお店にもよくあることだと聞きます。

当店に限らず、

一般的なお店の採用・不採用の応募者に対する基準を

いくつか書いてみることにします。

世のセラピスト応募者の方は参考にしてください。

1,喫煙者

2,笑顔のない方

3,コミュニケーションに無頓着

4,服装や化粧に無頓着

5,人の気持ちに無頓着

ひとつづつ説明します。

1,喫煙者

これに関しては厳しいようですが

セラピストという仕事を選んだ以上、

せめて出勤日くらいは禁煙するくらいの配慮が欲しいです。

理由の説明は必要ないと思います。

2,笑顔のない方

面接中、最初から最後まで一度も笑顔のない方がおられます。

緊張して笑顔が出ないというのなら良いのですが

そうでもなく日頃から笑顔がないように思う方がおられます。

今からする仕事が接客業という認識があれば

笑顔は不可欠な要素であると思うのですが

残念なことにその自覚がない人が結構いらっしゃいます。

3,コミュニケーションに無頓着

驚くべきことに面接時に

採用担当者の質問に誠実に答えようとしない、

あるいは意図的にはぐらかして答えようとする、

会話のキャッチボールにならずに相手の話に被せてくる、

コミュニケーション能力以前の問題として

正確で誠実なコミュニケーションができないと

デビュー後、お客様を不快にさせてしまうリスクを感じます。

4,服装や化粧に無頓着

最低限の清潔ささえあれば良いのですが

セラピストとしての服装、化粧、髪型などが

ひどいセンスの方がおられます。

その姿で面接に登場したところで

どんなお店でも採用にはなりません。

5,人の気持ちに無頓着

面接をドタキャンする人や、無断退店する人が

代表的な事例です。

本人は全くの罪悪感のない人なので

あらゆる職場で同じことを繰り返しています。

それどころか自分を常に正当化しています。

難しく言えば道義的責任感に欠落している方なので

こういう人にセラピストとしての接客をさせることは

恐怖でしかありません。

リクルート業務の理想は

求人広告費用を出来るだけ抑えることができて

面接をした応募者のほとんどがお店の戦力になるような

コスパ良く、効率的に行うことができれば良いのですが

現実的には真逆で

コスト的にも労力対効果も悪く

しかしながら日々の業務をこなす中で

キラッと光る人材を取りこぼさずに採用し、

そして定着させることを目的として

辛抱強く、粛々と業務を繰り返すことしか

解決の道はないように思っております。

結論として

この業界の慢性的な人材不足の理由がここにあるように思います。

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