少し時間が空いたので、奈良県の長谷寺に行ってきました。
長谷寺は神奈川県の鎌倉にもあり、やはり紫陽花(あじさい)で有名なお寺です。ちょうど当日は雨で紫陽花という花が映えるタイミングでもありました。
長谷寺は、西国三十三所観音巡礼の奈良県内の霊場である岡寺、壷阪寺とともに、3カ寺に咲く紫陽花を巡るイベント「大和三大観音あぢさゐ回廊」に属しています。
真言宗豊山派の総本山として全国に3000余りの末寺を持つ長谷寺ですが源氏物語や枕草子の古典の中でも記される由緒あるお寺です。
最近では、美しい写真で今の長谷寺を紹介するインスタなどのSNSの影響からか当日も多くの観光客が撮影しておりました。
長谷寺では、紫陽花が6月から7月にかけてちょうど梅雨の時期に見頃を迎えます。山内のいたるところで約3000株の紫陽花が咲きます。西洋あじさいだけでなく額あじさいも咲きそろい、ジメジメとした雨の季節に清涼感を与えてくれておりました。広い境内の敷地内には約20000株以上もの紫陽花が植えられています。紫陽花が一斉に色づくと青や紫、ピンク色と境内にカラフルに染まる美しい景色が見られます。また、長谷寺は初瀬山の中腹にあるので雨が降ると霞に烟った幻想的な景色を覗かせてくれます。
まさにこれほど雨の似合うお寺はないのではないかと思えるくらいでした。
日頃はお客様に癒しを提供する業務をしているのですが、その反動からか定期的に緑のある神社などに行き「癒される」環境に身を置きたい衝動に駆られます。そうでないと身が持たないのでしょうか、弾丸の行動力を発揮します。行動力というより、瞬発力に近いと思います。そういう意味では、今回の長谷寺はちょうど旬の時期でもあり とても良いストレス解消になりました。
是非、皆様もこの機会に行ってみることをおススメいたします。
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