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外国人労働者の台頭

世間はインバウンド観光客があいかわらず押し寄せており

特に大阪を含めた関西エリアは人気の地域なので外国人だらけです。

2月になって春節が始まったこともあり

中国人観光客も例年よりは少ないとはいえ多く来られています。

ところで

観光客だけではなく

ここ近年外国人の労働者が非常に多く見られるようになってます。

労働者と言っても工場勤務などのワーカーではなく

接客業やサービス業などのジャンルです。

従来から、コンビニあたりにはアジア系の外国人の方が見られましたが

先日、所用で泊まったビジネスホテルのフロントでも

30歳代くらいの東南アジア系の外国人が働いておりました。

ホテルのフロントでアジア系の外国人というだけであれば

そんなに珍しくもないのですが

その彼はどうもマネージャー的な役職らしく

日本人の女性スタッフや外国人スタッフを指示しているのです。

指示された側の日本人もテキパキと動いておりました。

もちろん日本語は堪能で接客業としてのスマイルも良い感じでした。

ホテルのフロントマンとしてはほぼ完ぺきで

おもてなしの精神もとても感じられました。

私はすごく感心するとともに

ある種これからの日本を想うと怖さを感じざるを得ませんでした。

従来、日本人の長所ともいえる

あるいは日本人にしかできないように思われていた

おもてなし精神が必要とされる接客業にまで

外国人スタッフが活躍するようになっております。

翻って、現在の日本では

介護職をはじめとするサービス業関連で人材不足が深刻です。

今後そのようなサービス業、接客業で外国人が多く活躍するだけでなく

そういう業界の管理職のほとんどが外国人になってしまい

末端の平社員が日本人だらけになっている構造が

あながち考えすぎの状況ではないような気がします。

そして

私たちのリラクゼーションという業界も接客業であり

慢性的な人材不足の業界であることを考えると

まさかとは思いますが

セラピストのほとんどが外国人セラピストになっている可能性も

無きにしも非ずです。

昔から考えると

現在の日本人マッサージセラピストのプロ意識というものが

全体的に低下していることは私などは実感しております。

それに代わって

外国人セラピストのプロ意識というものが向上していくと

否が応でも外国人セラピストを優先して使わざる得ないような

時代が来るように思います。

当然のことながらお客様の多くは、

日本人の女性セラピストに対しての需要があるのは分かってはおりますが、

このままの状況が続き

日本人セラピストのプロ意識がどんどん低下していくと

いよいよ役者交代で外国人セラピストだけの出張マッサージ屋に

なってしまいます。

まさかとは思いますが

そうなることのないように

私たち運営スタッフをはじめ、現在のセラピストの多くが

もっと危機感をもって日々の業務に精進しなければならないように思います。

日本人女性セラピストよりも

外国人女性セラピストの方が

施術も上手だし、癒されるし、

というお客様が増えないような未来にしていきたいものですね、、、

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