今年最後のセラピスト応募者について
本日は今年最終の営業日となります。
毎年のことですが、本当に1年がたつのは早いものですね。
計画していたことで実行し貫徹できていない事が結構あることに
反省することしきりです。
ところで
今月、12月は毎年の事ながら
セラピストの応募者が多かったのですが
応募者の数に対して、いい加減な応募者も多く
冷やかしやイタズラ目的のような人も何人か見受けられました。
応募者全体的に言えることとして、
セラピストという職種を軽視している人が多いように感じました。
いわゆるプロ意識を感じさせる応募者が少なくなっているように思います。
セラピスト応募者の面接において
面接担当が最低限チェックしている項目をあげます。
1,清潔感
髪型、化粧、服装、身体の姿勢は最低限見ております。
仮にこの4項目のうち何かが欠けていても
それを補うだけのキャリアなどがあれば話は別ですが、、、
最初の第一印象で明らかに清潔感のない応募者がたまにいます。
何故、セラピストを志しているのか理解に苦しむ方がおられます。
2,笑顔
面接時に一度も笑顔のない応募者がいます。
面接なので緊張していることを考慮しても
おそらくお客様の前でも笑顔を表すという概念のない
ことが想像できる方がおられます。
自分の応募している職種が接客業であることは分かっているのでしょうか?
それとも自分の仕事は職人的なものだから
仏頂面でムスッとしながら淡々と施術をすればよいという
尋常ではない勘違いをしているのでしょうか?
3,コミュニケーション力および共感力
ここでいうコミュニケーション力とは
面接時の採用担当者の質問に対して
正確に、誠実に、簡潔に答えているかどうかといった最低限のコミュ力です。
応募者の中には明らかに質問の内容とは違う答えをしてくる方とか
答える内容が明らかに誠実さに欠ける内容であったり
シンプルに答えずに、回りくどい答え方であったりと
セラピストとしてデビュー後、接客時にお客様を不快にさせるような
話し方をする恐れのある方がおられます。
あと、重要な項目に共感力があります。
共感力というのは、あらゆる対人相手の業務には必要なスキルです。
接客業全般には不可欠ですし、
営業職などにも必須のスキルです。
ひと言で言うと、お客様の感情や心理を読み取る力です。
若い営業マンなどでお客様の心理や感情に全く興味がないとしか思えない
表現で主観的に話を進める人がいます。
本当にセールスする気があるのでしょうか?
セラピストの場合の共感力は
施術中に、お客様との会話の中でお客様の考えていることや
お客様の感情に合わせながら上手に癒しや施術を進めていくスキルです。
この共感力がないセラピストが結構な割合で世間に溢れています。
理由として、それぞれの店の管理者も教えることをしていないし
セラピスト本人も、そんなに重要なポイントとも思っておらず
施術スキルを伸ばす方を優先していればそれで良しと思っています。
意外と施術スキルより重要な項目かもしれません。
上記の3項目は
色んなお店を転々とされている
セラピストキャリアの長い方の方が軽視される傾向にあるように思います。
初心に帰られた方が良いように思います。
心当たりのある方は気を付けてください。
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