
阪神大震災から30年を迎えて
今から30年前の1995年1月17日、午前5時46分。
その瞬間、阪神・淡路地域を襲った大地震は、私たちの暮らしに深い影響を与えました。
家具が倒れ、道路が裂け、家が崩れる光景が、テレビ画面を通じて全国に伝えられ、多くの方の記憶に焼き付いていることでしょう。
私自身も当時大阪住まいでしたので、大きな衝撃で目が覚め、混乱する中で日常が一瞬にして崩れ去る怖さを体感しました。
明け方に凄まじい縦揺れで、寝ているベッドが縦に揺れ否応なしに起き上がる状態になりました。
すべての家具は倒れ、熱帯魚の水槽がひっくり返り、床は水浸しになり、すべての電気が消えてしまいました。
あの日から30年。 年月が経つのは早いものですが、あの地震での出来事は、今でも鮮明に思い出されます。
特に、家族や近所の方々と助け合いながら復旧に向けて歩んだ日々は、苦しさの中にも人と人とのつながりの大切さを教えてくれました。
阪神大震災から学んだことの一つは、「備えの大切さ」です。現在、南海トラフ地震が将来的に発生する可能性が指摘されています。
そこで、私たち一人ひとりができることを改めて考えてみたいと思います。
- 水、食料、懐中電灯、携帯ラジオ、救急セットなど。
- 家具の固定やガラス飛散防止フィルムの貼り付け。
- 家族で集合場所を話し合い、地域の避難所を確認しておく。
また、心の備えも重要です。大災害時には不安や恐怖が大きくなりがちですが、
家族や友人と普段から話し合うことで、冷静に行動するための心構えができます。
当店は派遣型のマッサージサロンとして、セラピストがご自宅や宿泊施設へ伺う場合 今後の地震発生時の対策としてセラピスト全員に周知させるつもりです。
- 現場の安全確認:施術前に家具の配置や避難経路を確認し、万が一の地震に備えます。
- 地震発生時の行動:
- 施術を中断し、お客様に速やかに安全な場所へ移動するよう促します。
- 落下物のリスクがある場合は、テーブルや丈夫な家具の下へ避難を誘導します。
- 必要に応じて、お客様とともに避難場所まで同行します。
- 連絡体制の確立:セラピストは緊急時に店舗や関係機関と速やかに連絡を取れるよう、通信手段を確保しています。
これらの対策を徹底し、災害時にも安心してご利用いただけるサービスを提供してまいります。
阪神大震災の記憶を風化させないことは、私たち自身や次の世代の安全を守るためにも大切なことです。
本日を機に皆さまにとって災害への備えを見直すきっかけとなれば幸いです。
これからも、お客様が安心してリラックスして頂ける環境を提供し続けることが大切であると認識している次第です。
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