
大阪・関西万博と大阪のホテル料金高騰
かねてより賛否両論のあった万博がいよいよ開催されました。
賑わいを見せるのかどうかはこれからの事ですが、様子見されている方々がほとんどだと思います。
私などは以前の高度成長期に千里丘陵で開催された万博の賑わいを知っていますので、あまり期待はしておりません。
かといって、この度の関西万博の開催によって大阪の街はかつてないほどの賑わいを見せているように感じます。
駅も観光地もホテルも、どこを歩いても人で溢れ、街全体が活気に包まれているような印象を受けます。
一方で、我々のように長年、大阪市内のビジネスホテルに宿泊される日本人の出張ビジネスパーソンを主要なお客様としてきた出張マッサージ店にとっては、手放しで喜べない現実があります。
実際、昨年と比較してもホテルの宿泊料金は約1.5倍に跳ね上がっており、週末や大型連休、さらにはイベント開催時にはさらに高騰するのが当たり前のようになっています。
ビジネス出張という目的で大阪に訪れる方にとって、宿泊費の増加は看過できない問題です。
このような状況のなかで、我々のサービスを利用してくださるお客様が、どのようなお気持ちでマッサージを依頼されているのか、時折考えさせられます。
たとえ高額なホテルに宿泊していても、「この出張の間に、なんとか疲れを癒したい」「慣れない土地で少しでもリラックスしたい」といった切実な思いからご依頼いただくケースも少なくありません。
一方で、「ホテル代でかなり予算がかかってしまったので、マッサージは我慢した」という声も、聞こえてこないわけではないのです。
そんな中、私たちがお客様から学ぶべきことも多くあります。
もし、現在のようなホテル高騰の状況を不満に思いながらもマッサージをご利用いただいているお客様がいらっしゃるのであれば、その声に私たちはもっと耳を傾けるべきだと思っています。
「この金額を払っても、頼みたいと思える価値があった」と思っていただけているのか?
「もっと手軽に、もっと柔軟に対応してくれるマッサージがあれば利用したのに」と感じられているのか?
その答えは、これまでのサービスの延長線上にはない、新しい対策や解決策のヒントになるはずです。
お店からの一方通行のサービス提供だけでなく、お客様との対話があってこそ、本当に求められているサービスの形が見えてくるのだと思います。
是非ともこのブログをお読みいただいているお客様の中からご意見を頂戴できればと思います。
そして、今後の施策としてもう一つ注目したいのが、民泊という宿泊形態の存在です。
現在、大阪ではインバウンド観光客が急増しており、その多くが民泊施設を利用しています。
しかしこれは外国人に限った話ではなく、ホテルの価格が高騰している今、実は日本人のビジネスマンや長期滞在者の間でも「民泊」を選ぶ動きが徐々に広がってきています。
キッチン付きの広い部屋、生活感のある空間、そして何よりも比較的リーズナブルな価格。
こうした利点から、民泊は新たな宿泊の選択肢として着実に浸透しつつあるのです。
出張マッサージ業界においても、民泊への出張施術というのは決して珍しいことではありません。
ただ、実際には「ホテルには呼べても、民泊は大丈夫なのか?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、多くの民泊施設でも、出張マッサージのご利用は可能です。
ただし、事前にオーナー側の許可が必要な場合や、建物のセキュリティの関係で施術者の出入りに制限がある場合もあるため、ご予約時には少し注意が必要です。
それでも、民泊という滞在スタイルは、静かで落ち着いた環境で施術を受けられるという点で、むしろホテル以上に適していることもあります。
このブログを読まれている皆様のなかに、現在民泊にご宿泊中の方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご相談ください。
出張マッサージ桃源紀行では、民泊施設への出張経験含め、状況に応じた柔軟な対応をさせていただくご用意があります。
高騰するホテル代に代わる新たな宿泊手段として民泊を選ばれた方にとって、より快適で豊かな滞在になるよう、私たちもサポートさせていただきます。
サービスとは、ただ提供するものではなく、お客様と共に育てていくものだと考えています。
今のような社会の変化が大きい時代だからこそ、一人ひとりのお客様の声に耳を傾け、その声を新しい形に変えていくことが、我々出張マッサージ店としての使命だと思っています。
どうか、お客様の「本音」を、私たちに届けてください。
そして私たちも、それに誠実に応えてまいります。
大阪という都市の変化の中で、出張マッサージ桃源紀行がこれからも安心と癒しをお届けできる存在であり続けられるよう、努力を続けてまいります。
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